2012年7月10日
沖電線株式会社
神奈川県川崎市中原区下小田中2-12-8
URL:http://www.okidensen.co.jp/
沖電線、接続するだけでノイズ対策のできる業界初の新型フィルター「スタブ・ノイズ・キャンセラー™」を開発
~工事現場でもノイズ対策を容易に~

スタブ・ノイズ・キャンセラー
沖電線株式会社(社長:来住 晶介 本社:神奈川県川崎市、以下沖電線)は、パワーエレクトロニクス機器に取り付けるだけで伝導ノイズおよび放射ノイズの低減対策が可能な業界初のスタブ(※1) 型のフィルター「スタブ・ノイズ・キャンセラー™」を開発しました。2012年10月より販売を開始します。
近年、省エネ化のためインバータや、インバータで制御するモータなどのパワーエレクトロニクス機器の普及が進んでいます。沖電線ではこれまでも、インバータ制御モータにおけるマイクロサージに対し、モータ端子に接続するだけで対策可能な「ecoサージ・シリーズ」(※2) を提供してきました。このマイクロサージ対策で培った当社独自のケーブル技術(※3) をもとに、今回の「スタブ・ノイズ・キャンセラー」を新たに開発しました。本商品をパワーエレクトロニクス機器の入出力端子に接続するだけで、発生する伝導ノイズ(※4)および放射ノイズ(※5)を低減することが可能です。
一般に、伝導ノイズおよび放射ノイズ対策は、インバータ設置工事の前に検討され、コイルとコンデンサで構成されるフィルターやリアクトルによって対策します。しかし、実際に発生する伝導ノイズや放射ノイズは予測困難であるため、設置工事後にフィルターの追加や高性能のフィルターへの交換、新たな設置スペースの確保や配線工事など、さまざまな追加対策が必要となる場合が少なくありません。
今回、開発した「スタブ・ノイズ・キャンセラー」は、このような設置工事後の現場での追加対策を効率化します。従来のフィルターと異なり、独自のフラットケーブル形状の採用で隙間への敷設・収納が可能となっているため、空スペースの有効利用ができ、現場での伝導ノイズおよび放射ノイズ対策を容易にします。
本商品は、2012年7月11日~13日、東京ビッグサイトで開催される「第25回EMC・ノイズ対策技術展」(http://www.jma.or.jp/tf/electronics/emc/index.html)に出展します(沖電線ブース:5G-212)。
スタブ・ノイズ・キャンセラー構造および接続例

使用形態例

主な特長
- 細径かつ軽量のため、装置や機器の空きスペースを有効利用できます。
- 直流電源、単相/三相交流電源など様々な配電方式に対応します。
- 負荷電流の大きさに関係なく使用できます。
- スタブ長により周波数特性を任意に変更できるため、ノイズ環境に合わせて最適化が可能です。
- 長さの異なるスタブを組合せることで広帯域に安定した減衰特性を発揮します。
- 汎用フィルターと組み合せることで高域減衰特性を改善します。
販売計画
| 販売時期 | 2012年10月 |
|---|---|
| 販売目標 | 2013年度 2億円以上 |
製品紹介サイト
沖電線のノイズ対策製品については以下のリンク先をご覧ください。
(http://www.okidensen.co.jp/jp/prod/cable/surge/index.html)
用語解説
- ※1:
スタブ:主線から分岐した線、支線。
- ※2:
ecoサージ・シリーズ:インバータを使用したモータ駆動システムにおいて、モータ損傷、ノイズ発生などの悪影響を及ぼすマイクロサージの発生を抑制する当社独自(特許取得済み)の製品。高価なフィルターを使用することなく、低消費でマイクロサージを抑制可能。
- ※3:
独自のケーブル技術:特殊構造の細線同軸線により高周波成分を引き込み、表皮効果により熱に変えて放出する技術。
- ※4:
伝導ノイズ:インバータシステムにより生じる電気的ノイズが動力ケーブルを介して、外部(電源ライン)に流れ出す事により他の装置・機器などに誤動作などを生じさせる。
- ※5:
放射ノイズ:高周波パルスにより、ケーブルから外部へ電磁ノイズを放出し、装置・機器などに誤動作などを生じさせる。
- ※本文に記載されている会社名、製品名は一般に各社の商標または登録商標です。
- 本件に関する報道機関およびお客様からのお問い合わせ先
- 沖電線株式会社 営業本部営業企画部 電話:044-754-4360
受付時間 9時~12時、13時~17時(当社営業日) - 本件に関する製品・技術に関するお問い合わせ先
- お客様相談窓口 電話:0120-087091(フリーダイヤル)
受付時間 8時30分~12時、13時~17時(当社営業日)