
社長あいさつ

取締役社長
来住 晶介
沖電線は、機器用電線や通信用ケーブル、ワイヤカット放電加工機用電極線、およびフレキシブル基板(FPC)等の製品を中心に、設計、生産、販売まで一貫して手がけ、長い間お客様のご愛顧を得てまいりました。
電線やケーブルは、電気、情報の伝達手段として社会インフラに必要不可欠で、今後も様々な用途への展開が見込まれます。そこで、当社では、お客様からの多様化するニーズに対応すべく、営業、技術、生産が一体となった迅速な取り組みにより、お客様に早く安心して頂くためのモノ作りを推進してまいりました。近年では産業機器、FA、医療器械分野での高速伝送能力、高屈曲性、耐ノイズ性を特長とした機器用電線(ロボットケーブル他)、マシンビジョン用ケーブル等を製品化しています。今後も、社会のスマート化の流れ等に対応し、新市場への取り組みを加速していきます。
電極線は、国内のみならず、欧米、中国を中心とした海外でも評価を頂いており、様々な放電加工機、様々な加工目的に汎用ブラスワイヤ、高精度ワイヤを販売し、最近では、従来のブラスワイヤの加工時間を大幅に短縮する多層構造電極線を製品化しています。また、エコ社会の実現に寄与すべく使用済み電極線のリサイクルプログラムにも取り組んでおります。
FPCは、多様化する機器設計において、その軽薄性、設計の自由度から、キーコンポーネントとなっています。当社では、少量から大量の生産を可能とした独自の生産方式により低価格、高品質を実現しており、また、高速伝送、パワー系、自立摺動、長尺などの特長あるFPCの品揃えにより、制御機器市場、医療機器市場、パソコン市場他幅広くお使い頂いています。今後も、付加価値の高い製品を開発してまいります。
欧州発の経済不安が世界の景気の見通しを不透明なものにし、この結果、超円高に起因して製造業では海外への生産シフトが加速するなど、事業環境は大きく変わりつつあることを踏まえ、沖電線ではこのような状況下にあっても経営基盤を強化し、次への発展を目指すべく、2013年を最終年度とする中期計画「開化13」を推進しております。電線、電極線、FPCの各事業でユニークな「ニッチトップ」の製品群を育て、また、グローバル対応をさらに進めていきます。 沖電線は、このような事業活動を通じて社会の発展に貢献するとともに、社会の一員として企業責任を果たし、企業倫理を遵守していきます。今後とも皆様のご指導、ご鞭撻を承りますよう、宜しくお願いします。
2012年6月