OKI電線では下表の3種の「動き」を想定して評価を行っています。
分類 | 動き |
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摺動屈曲 | ケーブルを『U字に折り曲げ』てスライドする |
首振屈曲 | ケーブルを同一箇所で繰り返し『曲げる』 |
捻回 | ケーブルを同一スパンで繰り返し『ねじる』 |
ケーブルをケーブルキャリアに入れて試験装置に設置し、スライドをさせて耐久性能を確認します。速度、曲げ半径、移動距離の設定が可能です。
また、搬送システムを想定した移動距離が10mを超えるロングスパン(最長20m)での評価も可能です。
機種 | 短距離(高速) | 長距離 |
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移動距離 | 300~1000mm | 10m~20m |
曲げ半径 | 最大175mm | 最大250mm |
試験速度 | 最高240回往復/分 | 最高3回往復/分 |
ケーブルを試験装置に設置し、マンドレルに沿ってケーブルを曲げて耐久性能を確認します。速度、曲げ半径の設定が可能です。断線は導体抵抗値の上昇を検知器で測定することにより、高精度に検知しています。
ケーブルを試験装置に設置し、ケーブルのねじり耐久性能を確認します。速度、角度、捻回間隔の設定が可能です。
低温または高温環境下での使用を想定した恒温槽付可動試験(首振屈曲、摺動屈曲、捻回)、IEC 60227-2に準じた可とう性試験など、用途・使用環境を想定した各種試験に対応しております。