お問い合わせの多い質問をFAQ形式で掲載しました。ご不明な点がある際の参考にしてください。
米国電気電子技術者協会(Institute of Electrical and Electronics Engineers)の略称です。IEEEは、「アイ・トリプル・イー」と読みます。
米国電気電子技術者協会(IEEE)の標準化委員会によって作られた規格のことです。
米国アップルコンピュータにより開発された、画像や音楽などのデジタルデータを高速伝送するためのシリアル通信の規格です。FireWire、i-LINKなどの個別名称で知られています。(FireWireは米国アップルコンピュータ社の登録商標です。またi-LINKはソニー株式会社の登録商標です)
IEEE1394は、規格上の最大長が4.5mという制約があることです。
一般的には、電源線の電圧降下の制約や16ホップ72mMaxの逆算から、最大長が4.5mになるとされています。
信号線が2対(4本)、電源線2本の合計6本が、基本的なケーブル構造となります。
要求される伝送速度により、ケーブルの太さや長さの制限がありますが、1394ロングケーブルは最大長4.5mの制限を超えることが可能です。
1394.aロングケーブルは、信号品質を決める「信号vsノイズ(S/N比)」を大きくとるため、ノイズと信号ロスの低減を行ったことです。
伝送速度400Mbpsタイプは5m、10m、15m、20m。200Mbpsは30m。100Mbpsタイプは40m、50mが標準の長さとなっています。
ケーブルの外径を太くするか、もしくはリピータ(中継器)でケーブルを接続することにより可能です。ただし、リピータでの接続は正しく動作しない場合がありますので、動作確認が必要です。
規格に規定された100Mbps、200Mbps、400Mbpsに対応する種類があります。
使えます。400Mbpsまで使えるタイプは200Mbps、100Mbpsにも使用できます。同様に200Mbpsは100Mbpsに使用できます。
6ピンと4ピンの2種類があります。また、6ピンにはロックなしのタイプ、ロックありのタイプがあります。
6ピンロック付きコネクタが標準です。この規格では、全て受け側のコネクタはロックが掛かる構造であることが前提になっていますが、機器によっては受け側にロックが入るスペースがないものもあります。
1394ロングケーブルにはロックなし6ピンコネクタが直接接続された製品はありませんが、「ロックなし6ピンコネクタ変換用ケーブル(1394アダプターケーブル)」を接続してご使用になれます。
1394.aロングケーブルには、4ピンコネクタが直接接続された製品はありませんが、「4ピンコネクタ変換用ケーブル(1394アダプターケーブル)」を接続してご使用になれます。
別途、「ロックなし6ピンコネクタ変換用ケーブル(1394アダプターケーブル)」をご購入いただくことになります。なお、ロック機能はなくなりますが、1394.aロングケーブルのコネクタ部のケースを外しロックプレートを抜き取り、ケースの突起部をニッパなどでカットして使うことができます。ただし、その場合はお客様の責任でお願いいたします。
最初の規格は「IEEE1394-1995」といい、1995年に発行されました。その後、i-LINKで使われている4ピンコネクタ(信号線4本で構成、電源線なし)が「IEEE1394a-2000」規格として盛り込まれました。現在、新たに距離を伸ばすことと高速伝送することを目的とした「IEEE1394b」規格が登場しています。
IEEE1394b規格は、距離ではUTP-5(カテゴリー5、シールドなしツイストペア・ケーブル)を使用して100Mbps100m、POF(プラスチック光ファイバー)を使用して200Mbps100mまで使うことができます。距離が短い場合には800Mbps、1.6Gbps、さらにGOF(ガラス光ファイバー)で3.2Gbpsまでのものが予定されています。最近、登場しているのは9ピンタイプのもので、コネクタの形状が異なっていますが、800Mbpsでの高速伝送ができ、これまでの規格と上位互換性があります(ただし、MacOS対応)。
IEEE1394規格の端子を備えた機器であれば、使用できます。
IEEE1394規格の端子を備えた機器であれば、使用できます。数社の大型プリンターへの接続用としてもご購入いただいたことがございますが、動作結果に特に不具合は出ておりません。